お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。
まあ、まねする酔狂な人はいないと思うんだけどね。(笑)
2013.04.05.のお話し。
オイルパンを取り外して汚れや水の入ったコーヒー色のオイルをきれいに洗います。
EF型エンジンはオイルパンにはパッキンはなく、液体ガスケットでシールするようになっています。古い液体ガスケットが残っているとオイル漏れの原因になるので綺麗に残さず取り去ります。
ガスケットがきちんと張り付くようにオイルパンの合わせ目にミゾが成型されているのでそこに入り込んだ液体ガスケットをきれいに取り除くのに苦労しましたがなんとか完了。
当然のことながらこっちにも液体ガスケットがくっついているのできれいに取り除きます。
クリーナーで合わせ面をきれいに脱脂します。
脱脂できていないと新しい液体ガスケットがくっつかないのでオイル漏れの原因になりますから徹底的に脱脂しておきます。
エンジンブロック側も脱脂しておきます。
液体ガスケットはこれ。
パーマテックスの「ウルトラグレイ シリコンガスケットメーカー」。
メーカーでラインでも使われている定番の液体ガスケットです。
ノズルを付けてオイルパンに塗っていきます。
思ったよりも絞り出すのが硬かったわ。(;^_^A アセアセ
ここからクリーパーで車体の下の作業。
オイルパンを閉める前にナットの閉め忘れがないかレンチをかけて再度確認しておきます。
規定トルクで締めてれば緩むことはないだろうけど閉め忘れに対するチェックは安心できるまでチェックした方が良いのでやっておきます。
オイルパンを閉めちゃうともうチェックできませんからねぇ。
狭いところにオイルパンをはめていってボルトナットを締めてオイルパンを固定します。
位置決めのために2本はスタッドボルト(植え込みボルト)になっていて、他はボルトなのですが、一部に特殊ボルトが使われているので間違えないように締めていきます。
まわりにいろいろなものが有ってボルトが回しにくい状態がおきますのでこんなユニバーサルエクステンション等を活用して締めていきます。
オイルパンと、クラッチ側のカバーを取り付けたら、次はエンジンメンバーの取り付けです。
しかし、エンジンメンバーはエンジンを支えているフレームなので今はエンジンの重さで左右の穴位置がずれてしまっていますから、一時的にジャッキでエンジンを支えてメンバーの穴位置を調整しながらボルトを入れます。
エンジンメンバーが無事に付きました。(^-^)
腰下が修理完了したので今日はここまで。
続きはまた今度です。
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