ピンポンスイッチって言っても呼び鈴ではありません。(⌒▽⌒)
渋腸号に取り付けているアウトドアジュニアの「水道コントロールシステム」です。
テストで取り付けてからもう2年ほど経ちますし、すでに複数台に取り付けしていますので公開しても良いかなと。
アウトドアジュニアでは通常蛇口がオープンの状態でポンプスイッチを切っています。
電源が入った状態だと水道の配管に常に水圧がかかっている状態になりますし、何かのトラブルが発生したら水が出っぱなしになってしまいます。
それを防ぐためにいつもはポンプの電源を切っておいて必要なときだけ電源を入れるという使い方なのですがこれだと少し困ったことが起きるんですね。
普通に使うならメインスイッチを入れて使えばいいのですが,手を洗うなどちょっとだけ水道を使いたいときにはスイッチを切るまで水がもったいないのと、手を洗った後の濡れた手でスイッチを触りたくないのでなんとかしたいということで作ってみたものです。
よくあるフットスイッチだと簡単ではあるのですが,それだと外から入ってきてエントランスでちょっと手を洗いたいときなどにいちいち靴を脱いでフットスイッチを踏むようになるのでそれもどうかなということで,ボタン操作で実現できないかとやってみました。
蛇口の奥にある呼び鈴のスイッチを押すと一定時間だけ水が出て自動的に止まるしくみになってます。
このおかげで,ボタン押して手を洗っている間に自動で水が止まるからなにもしないですむわけです。
制御タイマーユニットのスイッチの切り替えで1.3.6.10.30.60秒が選べます。
渋腸から使う時間や使い方を詳しく聞いてみると設定時間のほとんどが3秒。
清水タンクの水が少なくて心許ないときは1秒で使うとさらに節水できます。
1秒設定だとだいたい100CC程度水が出ます。
3秒だと300CCほどなのですが、蛇口の水の出方が良いのでちょっと手を洗うぐらいなら1秒で洗えますので節水できます。
ご覧の通りピンポンスイッチシステムと呼ばれる元となったのは音符マーク付きの呼び鈴のボタンです。
みんなが一番不思議なのはこれじゃないかな?(^_^;)
「なぜ呼び鈴ボタンが使われているのか?(?−?)」
普通の防水スイッチというのは価格も高いし、ゴムのカバーがあったり、壁に埋め込みだったりサイズが大きすぎてキャンカーの中では使いにくいんです。
だけど、呼び鈴のスイッチは元々屋外の雨水がかかっても平気な場所に設置される物ですし、コンパクトでさらに一般的にどこでも売っているので安いし入手性がとっても良いんですよね。(⌒▽⌒)
ただし、直接水道のポンプを回せる性能はありませんが、システムのスタートスイッチとしては十分すぎるほどの性能を持ってますから採用決定です。
渋腸号(アウトドアジュニア)に設置後今までにトラブルは発生していませんから耐久性もありますね。
この時は市販品の組み合わせで壊れた時の対応できるようにということで作っていたのですが、メインのタイマーユニットが販売中止になってしまいました。
(T_T)
通信販売限定では後継機種が販売されているのですが、時間設定がディップスイッチになってしまったのとユニットの価格が倍ぐらいになってしまったのでその後作っていません。
漂流工房でタイマーユニットを一から作っちゃえばできますけどね〜〜。
(^^ゞポリポリ