(m´・ω・`)m ゴメン...
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。
まあ、こんな事まねする酔狂な人はいないと思うんだけどね。(笑)
それと、今回は普段見ている部分の内側が垣間見られるかもですよ。
2013.04.21.のお話し。
ヒーター回路をバイパスしてのテスト走行でマフラー内部の冷却水やオイルなどが燃え尽きたようで白煙が徐々に止まり、エンジンのオーバーホールは成功ということで次の問題、ヒーターコアです。
ヤフオクで落札したヒーターコアが数日後に到着してチェックしてみたらきれいな良品だったので一安心。
出品者の方ありがとうです。
m(__)m
そのヒーターコアですが、ハイゼットの場合はちょうどセンターのオーディオの後、指さした先のさらに奥にあります。
つまりダッシュボードをごっそり全部取り外さないとヒーターコアの交換が出来ません。
この辺はどの車種でもそうなんですけどね。(;^_^A アセアセ
という訳でダッシュボードを分解していきます。
とはいえ、ただでさえごちゃごちゃくっついてて分解の面倒なダッシュボードの上に、私自身がいろいろと追加装備を付けているからほぼ「カオス」と言っていい状態。
(^^ゞポリポリ
「車屋さんに頼んだら文句言われるんだろうなあ」と言うレベルまでいろいろ配線やらなんやらが付いてます。
でもまあ、自分で付けてるからどこにどんな配線を這わしたかわかっているから一つずつ外していきます。
メーターカバーを外して〜〜〜。
メーターとコラムとオーディオを外して〜〜〜。
途中で、ハンドルを外さないと取り外せないことに気がついたのでここからハンドル分解。
ホーンボタンは上からはめ込んであるだけのタイプと、裏側からネジで留まっているタイプがあるのでチェックしてみたらはめ込んであるだけのタイプでした。
アトレーちゃんもそうだったから同じだろうなとは思ってたんですけどね。
あ、ここで注意。
エアバッグ装着車は分解時にエアバッグのセンサーが誤動作しないようにロックする必要があります。
作業中にエアバッグが暴発するとエアバッグが使えなくなるだけでなく大変危険です。
エアバッグは急速に膨らませるために火薬の爆発力を使っています。
それほど大きな力が必要って事なんですね。
YouTubeで「エアバッグ 実験」で検索してみてくださいね。
話は戻って、エアバッグの付いてない普通のハンドルの外し方。
ホーンボタンを外します。
あ、ホコリだらけだわ。拭き拭き。
センターのナットを緩めます。
ただしこの時は緩めるだけね。外しちゃダメです。
緩めてこんな感じにします。
運転席に座って、ハンドルの左右をしっかり握って前後に揺さぶるようにしながら引っ張るといきなりガツンって感じで外れます。
センターナットを残したのはいきなり外れたときにハンドルで顔面を打たないようにストッパーにしていた訳ですね。
無事に外れたらナットを外しますがハンドルを外す前にシャフトとハンドルにマーキングをします。
セレーションと呼ばれるギザギザがあるのですが、マーキングをしておかないとハンドルのセンターがわからなくなりますから必ずマーキングが必要です。
ハンドルの裏側には「スリップリング」という部品があります。
このリングと、ポスト側の接点が接触していて、ホーンボタンの配線が繋がっています。
このリングを通して電気が流れてホーンが鳴る訳ですね。
ここはハンドルを切る度にずっとこすられている部品ですから、長い間乗っているとグリスが切れてキューキューというこすり音の原因になるので新しいグリスを塗っておきます。
ダッシュボードを止めているボルトを全て抜いてダッシュボードを車外に引き出します。
(^。^;)フウ、やっと外れた。
左半分の白っぽい部品が空調関係のユニット。
ダッシュボード単体です。
そしてこれが今回のメインユニット。
この中にヒーターコアが入っているのね。
そしてヤフオクで落とした中古ヒーターコアがこれ。
取り外した空調メインユニットの横に古いヒーターコアが見えます。
ビス1本で取り外しできました。
新旧比較。あ、両方とも古いのか。
詰まってる方と詰まってない方。(笑)
左がヤフオク、右が漂流号から取り外した物です。
見た目はどっちも同じような感じ。
だけど、配管に息を吹き込んでみると明らかに漂流号の方が流れが悪いです。
オーバーヒートの原因はこれでした。