お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。
あ、そうそう、漂流工房は私が副業でやってる車中泊関連の個人商店です。
一般の車屋さんではありません。どっちかというと車の整備という趣味の延長線上にありますね。
2013.03.26.のお話し。
クランク部分のチェックでスラッジがないのは確認できたのでピストンを外していきます。
クランクの所の大メタルのナットを外してコンロッドメタルキャップを外します。
外れたらキャップに張り付いているメタルを落とさないように気をつけて保管しておきます。
この時に何番の気筒のキャップなのか間違えないように管理します。
クランク側からピストンをヘッドの方に押し出すとピストンとコンロッドが外せます。
順番にピストンを外していきます。
無事に全てのピストンが外せました。(^-^)
「あれ?ハイゼットって3気筒じゃなかったっけ?なんで4つ有るの?」と気づいた人はえらい!
一番右端のピストンはおかわりエンジンに付いていたスラッジ付きのピストンです。
比較のために並べてみました。
一つだけ明らかに色が違うでしょ。
角度を変えてみるとこんな感じ。
オイル管理の違いでこんなに差が出ます。
シリンダーはこんな状態
2番のシリンダーの表面がきれいじゃないですね。
クロスハッチが無くなってるみたいです。
オイル上がりはここじゃないかと推測されます。
取りあえずヘッドガスケットのカスを掃除しておきます。
あ、ヘッドガスケットは再使用不可の部品なので組むときに使ったガスケットはもう使えません。
わずか1回エンジン掛けただけでヘッドガスケットが新品交換なのはもったいない気もしますけど、2000円そこそこの部品をケチって圧縮漏れなどを引き起こすのやイヤなので新品を発注しておきます。
もう一つ面倒な事を終わらせておきます。
オイルパンには普通のガスケットが使われていません「液体ガスケット」のみでエンジンブロックに取り付けられているので次に組み立てるときのためにオイルパンに残った液体ガスケットのカスをきれいに剥がしておきます。
めんどくさいから手を抜きたくなるけどこれをきちんとやってないと継ぎ目からオイルが漏れ出す恐れがあるので入念に。
右半分だけガスケットを剥がした所。
手に持ってるのが剥がした液体ガスケットです。
きれいに全部剥がした所で
今日はここまで〜〜。
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