漂流工房の最近のブログ記事

がんばって今日2回目の更新。

1012.03.19.(火曜日)
一日頭を冷やして冷静に状況分析をします。


まず、エンジン自体はかかったし、タペット音などの異音はなかったからヘッドの組み立て作業そのものに問題はなかった。

そうすると問題なのはあの白煙と、冷却水の温度上昇の二つ。

まずは白煙の方から検証
ヘッド側のステムシールは新品なのでオイル下がりは発生しないはず。

エンジンの回転が上がると白煙が増えると言うことはオイル上がりの特徴だから白煙はオイル上がりと考えるのが妥当でしょう。
分解時にエキゾーストマニホールドに流れ込んだオイルや冷却水の可能性は否定できないけど、エンジンの温度が上がった状態でも出ていたのであまり考えにくいと思う。

オイル上がりと仮定して考えられる原因は

「シリンダーとピストンとの密着が悪い」
ピストンリングが固着してそのすき間からオイルが燃焼室に流れ込んでいる。
しかし、漂流号はオイル管理は良いはずだからピストンリングの固着というのは考えにくい。
ヘッドクラックがいつから発生していたのかは分からないけど、エンジン停止時にヘッドから漏れ出た冷却水がシリンダーにたまり、エンジンをかけた時にピストンリングにスラッジとして固まったのかも?

「シリンダーに傷が入っている」
シリンダーの傷といってもオイルがきれいな状態を維持していたから走行距離相応の傷はあるだろうけどかじったような深い傷はないと思う。
これに関してはもう一度開けてみないと分からないなあ。
ヘッド下ろした時にじっくりチェックしとけば良かった。

「ブローバイガスを戻すPVCバルブの固着」
このバルブが固着して閉じたままだとクランクケースの内圧が上がってオイルが燃焼室に入ることもあるらしい。

これはチェックしてみたけどブローバイガスの固着は無さそう。
それらしき配管をチェックしてみたけど詰まりや固着は発見できませんでした。

「オイルに水が混ざっているために気密性能が落ちてオイルが燃焼室に入った」
これはあると思う。
オイルパンの中に残っている水分があるはずだから。

このどれかだと思うんだけど、中でも可能性が高いのはピストンリングの固着ではないかと。

次に冷却水の吹き返し。

可能性としては
「おかわりエンジンにもヘッドクラックが入っている」
コレは無いな。入念にチェックしたし、冷却水は冷えている時に吹き返しはなかったから。

「エア抜きが不完全でヘッドの水量が少なかった」
コレはあるかも。
漂流号の構造上、ラジエターキャップよりも上にヒーターの配管系統があるからエアが抜けにくいのと、ヒーター回りまでのチェックをし忘れていたから。

「ヒーター水路がゴミなどで詰まっている」
コレも考えられる。ヘッドから冷却水のルートはヘッドから直接ヒーターコアに行くルートとサーモスタットを経由してラジエターに行くルートの2つ。
ヒーターコアに行くルートの方が詰まって水が流れないとヘッドの上側に水蒸気がたまってその水蒸気が吹き返しの元になりうる。
以前に冷却水管理を失敗した時にラジエーター内にサビなどの異物があったからそれがヒーターに残っていたかもしれない。


どっちにしても直すためには腰下を開けるしか方法はないから開けることに決定。
腰下まで分解するとなると通常はエンジンを下ろすんだけど、残念ながら漂流工房に2柱リフトがないのでエンジンを下ろすことは出来ません。
なんとか工夫してシリンダーブロックを車体に残したままピストンを抜く方法で腰下の修理にチャレンジします。

幸か不幸か、おかわりエンジンがあるので分解前に先におかわりエンジンでオイルパンの分解方法や必要な工具や材料をシミュレーションしておきます。


普通に車屋さんだと絶対載せ替えするでしょうね。
その方が作業も早いし、作業工賃も安くなりますから。
(^^ゞポリポリ

と言うことでこれから腰下編に突入します。
車検が4月なのでそれまでに何とかしないといけないというタイムリミットがありますからがんばりますよ〜〜。


定期預金
2013.03.18.(月曜日)のお話し。
相変わらずアップに時間がかかってるなぁ。(^^ゞポリポリ

お約束ですがまねして作業される場合は自己責任でお願いします。
あくまで漂流工房での作業記録ですから。


取りあえずエンジンヘッドが載ってオルタネーターベルトなどが取り付けできました。
残っているのは各種配管や配線などの接続。

P1380253-1.jpg

この時に効いてくるのが分解時に忘れずに付けておいたタグです。
青丸の所のようにコネクターやホースのジョイントなど切り離す所には全てマジックで番号を書いておきます。
こうすると繋ぐ場所が分からなくなっても同じ番号の所に接続すれば元の位置に接続できます。
今回のように長丁場での作業の場合はまず間違いなく分からなくなりますし、時間が短くても良く似た部品の場合は数字を書いておいた方が良いです。
当然、コネクターなどの両方に同じ番号を書くんですよ。
直接書きたくない場合はテープに書いて貼っておくと良いです。
こうすれば後でテープを剥がせば良いので。
今回は私の車ですし、別に文字を書いてても問題ないので直接書いてます。

全ての配線とホース類が接続完了したらもう一度接続忘れやボルトの締め忘れがないか片っ端から確認します。

確認の時は順番にユニットごとに確認していきます。
締めた後、指さしと実際に声に出して確認すると良いです。

取り外していたシフト回りの部品の取り付け。
P1380258.jpg

シフトリンケージやサイドブレーキのワイヤー、カバーなど細々した物を取り付けます。

エンジンに新しいオイルを入れます。
オイルパンの中に排出しきれなかった水が残っているのでこのオイルは短期間で交換予定です。
漂流号の規定量、2.4L(オイルとオイルフィルター交換時)を計って入れます。
P1380261.jpg

P1380263.jpg

次は冷却水です。
S100Vハイゼットはライトの間のパネルを外すとそこにラジエーターがあります。
P1380266.jpg

「HIJET」のロゴがある所ね。
外しにくいけど、車内の足元のパネルの奥にあるオレンジの部品を左に回して外すとロックが外れてフロントパネルが取り外しできます。

P1380268.jpg

ラジエターキャップが奥の方にあって冷却水が入れにくいのでペットボトルの底を切り取り、ネジの部分にビニールテープを巻いた簡易じょうごを作ります。
ネジの部分にビニールテープを巻いて、ラジエターの口とぴったりのサイズにすると、押し込むだけでじょうごが固定されてなおかつエア抜きもやりやすくなります。

P1380272.jpg

正式なやり方はLLC(ロングライフクーラント)を濃度30%で希釈してから入れるべきなのですがS100Vハイゼットの冷却水容量は4L位なのでエンジン内で混ざるから先にLLC原液2Lを入れちゃって残りは水を入れます。
これでだいたい30%以上50%以下の濃度になる計算です。
これは香川県のようにあまり気温の下がらない地域での方法です。

冷却水濃度が変わると冷却水が凍らない温度が変わります。
濃度30%だと凍結温度がマイナス15度
濃度40%だと凍結温度がマイナス24度
濃度50%だと凍結温度がマイナス35度
濃度60%だと凍結温度がマイナス54度

濃度が上がると凍結温度が下がるので凍りにくくなりますので、寒冷地ではその土地の最低気温に合わせて濃度が濃くなっています。
ただし、濃度が上がりすぎると冷却性能も下がりますので上限は60%です。
逆に濃度が薄すぎると一緒に入っている防錆剤(さび止めの薬品)の濃度が下がりますのでエンジン内部が錆びやすくなります。
そのためにLLCの濃度は30%以上60%以下で使うように指定されています。
お住まいの地方での気温に合わせて調節してくださいね。

フロントパネルを外すと、冷却水の交換の仕方を説明しているシールが貼ってあります。
助手席の下のエンジンルームにエア抜き用の配管とキャップがあり、ここからあふれるまで冷却水を入れます。

P1380276-1.jpg

冷却水が漏れるまで入れたらキャップを閉めます。
漂流号の場合はキャップが古くていまいちなのでキャップではなく下側のホースを外してエア抜きしています。

その後さらにラジエターに入れていきます。
満タンになったらオッケー。

ラジエターキャップを閉めて準備完了。

最終チェックでクランクのセンターボルトにラチェットをセットして人力でゆっくりとクランクを2回転させます。
圧縮を感じながらもどこかで変にぶつかって引っかかる感じが無く回れば最終チェックが完了です。

さていよいよ火入れ(試運転)です。
しかしいきなりエンジンをかけると各部にオイルが回っていないので焼き付く可能性があります。
ですからエンジンが掛からないように点火コイル(スパークプラグに電気を送って火花を飛ばす部品)に繋がるコネクターを外しておきます。
こうすればエンジンが掛かりません。
こうしておいてセルでエンジンを回します。

10秒位ずつセルを休ませながらクランキング。
エンジンオイルの警告灯が消えるまでクランキングします。
こうするとエンジン各部にオイルが行き渡ります。
行き渡ったら点火プラグにコネクターを繋いでドキドキのエンジンスタートです。

キュルキュル ブォン〜〜〜〜〜〜

ヾ(>▽<)ゞ ウレシイ♪無事にかかった〜〜〜。
キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー

でも浮かれてちゃいけない。
各部のチェックをしなくっちゃ。
メーター内のインジケーターでオイルの警告灯が消えてるか? OK
アクセルに反応して吹け上がってくるか? OK
タペット音(バルブをたたく音)はしてないか? OK
水温は上がってくるか? OK
ヒーターから温風は出てくるか? ん、おかしい。温風出てこない。
あれ?エア抜き不良かな???

排気ガスは? (◎_◎;) おっ!白煙吹いてるのが直ってない!
アクセル煽ると白煙が増えるからオイル上がりだろうなあ。

しばらく様子を見てると思ったよりも水温高い!
あ、冷却水がリザーバーに吹き返してきた。
やばいっ!このまま回すとマズイ!エンジン停止!
。・°°・(>_<)・°°・。


これはどこかに原因があるはず。
こういうときは冷静になってから整理して考えなくっちゃダメだから今日はこれで終了。

次回に続く。


定期預金

昨日の夜にアトレーちゃんが車検から帰って来ました。
ちょうど忙しい時期に頼んじゃったから車屋さん大変だったみたい。
(・_・;)

車検ではそんなに交換する部品はなく、ブレーキパッドやブレーキフールド、ブレーキカップなど消耗品がメインでした。

車検にはスタッドレスタイヤを履いたままだったので今日夏タイヤに履き替えです。
漂流工房で夏タイヤに履き替え作業をしましたからその時の様子です。

まずは車体を安定した場所に止めてサイドブレーキを引いてギヤを1速に入れてタイヤに輪止めをかけます。

P1380662.jpg
つまりジャッキアップしても勝手に動かないようにします。
念のために車体の下に交換するタイヤを入れておくとベターです。


ホイルキャップを外して半回転だけナットを緩めます。
エアインパクトがある場合は省略可

ジャッキをジャッキアップポイントに当てたのを確認してからジャッキアップします。

P1380663.jpg


この時タイヤが地面から2〜3センチ浮けば十分です。
高く上げると不安定になるしタイヤをはめる時に持ち上げるのがやりにくくなります。

漂流工房にはエアインパクトがあるのでさくっと取り外し。

P1380665.jpg


緩めておいたホイルナットを外して夏タイヤをハブにセット。
ナットを手で締めます。

P1380670.jpg
タイヤを回しつつ、左手でタイヤを軽く叩いて振動を与えながら右手でナットを締めるとセンターがでてきれいにしまります。
走行中の振動を感じる場合は試してみると良いですよ。

ある程度締まったらラチェットなどで締めます。
タイヤがくるくる回るから本締めは出来ないけどジャッキを下ろした時にずれない程度に締まれば大丈夫です。

タイヤが付いたら車体の下に物が無いか確認してジャッキを降ろします。

地面にタイヤがついた所でジャッキを一度止めます。

P1380671.jpg
これでタイヤの空回りは無いので本締めが出来ます。
トルクレンチがあれば98N・m(10kg・m)の力で締めます。
トルクレンチが無いときはレンチのハンドルの長さ×力が10kg×1mになれば良いのです。
レンチの長さが50cmなら20kgの力でレンチの端を押せば良いって事です。
車載工具でレンチの端に体重を掛けて締めるのは明らかに締めすぎでボルトが折れる事がありますからやらないでくださいね。

4本全部交換したらタイヤの空気圧もチェックしましょう。

運転席のドアを開けた所に標準空気圧の書かれたシールが貼ってあるので確認してから空気圧を調整します。

P1380676.jpg
アトレーちゃんは標準が前後とも2,2Kg/cm2なのですが私は少し高めの方が好きなので2,5Kg/cm2に設定しています。

P1380677.jpg
あまり入れすぎるとポンポン跳ねる感じになりますし、少なすぎるとバーストしたり燃費の悪化などの原因になります。
空気圧の調整で車の動きが変わるのでその辺りを考えながら自分の好みの空気圧を見つけると良いですよ。
(^^)

そうそう、1000円位の物で良いので小型のエアコンプレッサーを車載しておくのをオススメします。

この後外したスタッドレスタイヤを洗って本日終了。

ちなみに、洗剤で洗ったビフォーアフターがこちら。

P1380685.jpg

右半分だけ洗ってみました。(笑)


ロスト
2013.03.17(日曜日)のお話し

前回まででエキゾーストマニホールドのスタッドボルトまで出来ました。
次にプラグを取り付けてしまいます。
プラグは後から取り付けることも出来るんですが、車載状態だと回りが狭くて取り付けしにくいので今のうちに取り付けしちゃいます。
P1380169.jpg

漂流号のEFーES型エンジンのプラグはちょっと特殊で側方電極が二つあるタイプです。
このために普通に店頭には置いていないので入手しづらいからもっぱらネット通販で入手しています。
型番はNGK品番でBCPR6EKDです。

そうそう、プラグは各車、年式ごとに違いますので交換する際はきちんと調べて車に合う物を選んでくださいね。

プラグは最初に指先でねじ込むのが基本ですが、最近の車はプラグが奥の方に入ってしまっているので手が届きません。
そういうときには専用のプラグレンチを使います。

P1380180.jpg

きちんとしたプラグレンチなら内部にゴムやマグネットが付いていますのでこのように下向きにしてもプラグが落ちないようになっています。
このレンチを使ってプラグをねじ込みます。

P1380172.jpg

最初はこうやってハンドルを付けずに指先だけでねじ込みます。
なんでこんなめんどくさいことをするかというと、最初のねじ山の掛かりはじめの時にハンドルで回してしまうと、もし、斜めにプラグが入ったらそのままねじ込んでねじ山をつぶしてしまうかもしれません。
ねじ山が潰れたらネジ部分に「ヘリサート」や「イリサート」(共に商品名)などでねじ山を再生するか、ヘッドを新しい物に交換するか、どっちにしてもかなり大事になってしまいます。
それを防ぐために最初は指先で回してねじ込みます。

プラグのガスケットがヘッドに当たってそれ以上回せなくなったらハンドルを取り付けてプラグを締めます。
規定トルクはBCPR6EKDの場合プラグのネジ径が14ミリなので25〜30N・mになります。
トルクレンチがない場合はガスケットが当たった所から締め込む角度で調整します。
新品の取り付け時は止まった所から120度締め込みます。
プラグの再利用の時は止まった所から30度締め込めばオッケーです。

P1380176-2.jpg

今回は新品なので120度締めました。

これからシリンダーとヘッドの取り付けです。
シリンダー側(エンジンブロック)の合わせ面にゴミが残っていないかもう一度確認。
きれいだったらシリンダーの上に新しいガスケットを載せます。

P1380186.jpg

こちらがヘッド。(燃焼室側)
こちらももう一度ゴミとかが付いていないか確認。

P1380190.jpg

位置合わせのピンがあるのでそれに合わせてヘッドを載せます。

ヘッドの取り付けボルトを締めていきます。
締める時は一カ所だけを先に締めずに全体を少しずつ均等に締め込みます。
ヘッドが歪んだ状態でとりつかないようにするためです。
全体が密着したら内側のボルトから時計回りの順番でトルクレンチで締めていきます。
この時の規定トルクは50N・mということなのでトルクレンチを50N・mにセットして締めていきます。

P1380194.jpg

続いてインテークマニホールドのガスケットをセット。

P1380197.jpg
インテークをセットしてナットを締めていきます。
狭くて締めにくいけど各種レンチをフル活用して締めます。

次がエキゾーストの取り付け。

P1380201.jpg
これも下からの作業でやりにくいけどなんとかナットを締めます。
P1380223.jpg
エキゾーストマニホールドと、遮熱板を取り付けたら仮に外していたエンジンマウントを取り付けます。

タペットカバー(ヘッドカバー)に新しいパッキンをセット。
P1380206.jpg

このパッキンも新品に交換します。
オイル漏れはしたくないですからねぇ。

タペットカバーが付いたらプラグコードの取り付け。

P1380233.jpg
ディストリビューターカバーに表示されている123の数字が対応する気筒を表示しているので間違えないように確認しながら奥までプラグコードを差し込みます。

クランクを1番気筒の圧縮上死点、カムシャフトも合わせマークを合わせます。

P1380245.jpg

さくっとタイミングベルトを取り付け。
しつこいぐらいに合わせマークを確認します。ベルトに対して一コマずれるとエンジン不調になりますから。
テンションベアリングも新品に。

P1380246.jpg

右側が新品、左が今までの物。
テンションベアリングに異常はないけどこれが壊れるとタイミングベルトが切れたりという重大故障を引き起こすので予防を兼ねて交換です。

P1380254.jpg

オルタネーターベルトやエアコンのVベルトを取り付けて張り調整をします。
この辺のベルトは簡単なのでさくっと取り付け。

ここまで出来れば後は楽なのでこの日はここまで。
次の日に仕事から帰ってきてから続きをすることにして終了です。


ふう。アップするのに時間がかかってるなあ。
(^^ゞポリポリ

お約束
当然のお約束ですがまねして作業される場合は自己責任でお願いします。
たとえば締め付けトルクなどはクルマごとに違うので確認をお願いします。
書いてる数字が違うからって責任持てません。
あくまで漂流工房での作業記録ですのでよろしくお願いします。
オルタネーターベルトやエアコンのVベルトを取り付けて張り調整をします。
この辺のベルトは簡単なのでさくっと取り付け。

ここまで出来れば後は楽なのでこの日はここまで。
次の日に仕事から帰ってきてから続きをすることにして終了です。


脱税事例
期間が空いちゃいましたが2013.03.17のお話しです。

お約束ですがまねして作業される場合は自己責任でお願いします。
あくまで漂流工房での作業記録ですから。


エンジンヘッドにバルブやロッカーアームが取り付けできたのでバルブすき間の調整方法です。

と言っても、通常のネジ式なので調整はとっても簡単。
シックネスゲージを弁と調整部のすき間に差し込んでマイナスドライバーで調整してその後ずれないようにナットを締め込んでロックすればオッケー。
P1380110.jpg

まずはカムを回して1番の圧縮上死点にします。
EF型エンジンの場合はクランクプーリーに付いている「F」マークの上の点をベルトカバーの上の切り欠きの所に合わせます。

これで、1番の吸気と排気、2番の排気、3番の吸気が調整出来ます。
調整出来たらカムを半回転(クランクで言うと1回転)させて1番の排気上死点に合わせます。

このカムの状態で2番の吸気、3番の排気が調整出来ます。

弁すき間が調整出来たら何回かカムを回した後、再度同じ手順で弁すき間にシックネスゲージを入れて計ってみます。
調整した時と同じ手応えで入ればオッケーです。

P1380136.jpg

サーモスタットハウジングをばらしてサーモスタッドと御対面。(笑)
プラスネジで留まっているのでネジを抜いて取り外します。
パッキンのカスが残っていると水漏れの原因になるので綺麗に取り除きます。

P1380140.jpg

こういうときはサーモスタッドやパッキンなどは全部新品に交換ですよ。
そんなに高くない部品ですからケチって後で壊れたら面倒です。
ヘッドにハウジングを組み付け。
P1380146.jpg

次はディストリビューターの取り付け。
EF型エンジンはカムシャフトの後端にディストリビューターがとりつくタイプですのでカムとのはめあいを合わせる必要があります。
圧縮上死点にカムを合わせたらディストリビューターのシャフトに有る溝が上に来るようにしてヘッドに差し込みます。
P1380149.jpg

差し込む時にずれないように気をつけてくださいね。
ディストリビューターのキャップを外してローターが1番のプラグコードの方に向いていたら大丈夫です。
あとは点火タイミングが狂うので外す前に付けておいた印に合わせてボルトを締めます。
最終的にはタイミングライトで確認が必要です。
P1380151.jpg
白いマーキングがその印です。

排気側のエキゾーストマニホールドを止めているボルトは熱で錆びてしまうので新しいボルトに交換します。
P1380157.jpg
スタッドボルト(埋め込みボルト)なので、外した後新しいボルトをねじ込むのですが、ボルトと言ってもレンチをかける所はないので「ダブルナット」という方法でねじ込みます。

P1380158.jpg

ボルトにナットを二つねじ込んでナット同士が締まり合うように締め付けます。
こうすることで締め付けたナットを回してボルトをねじ込めます。
P1380162.jpg
締め込んだらスパナ2本を使ってダブルナットを解除して埋め込み終了。
P1380163.jpg
レンチ2本を握りしめるようにするとダブルナットの操作がやりやすくなりますよ。

実際の作業はもっと進んでるんだけど、記事の方はここまで。
次のアップでヘッドが載る所まで行きたいなぁ。
私は書くの遅いから。(^^ゞポリポリ

レンタルサーバーとは
   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12  

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち漂流工房カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは漂流家の日常?です。

次のカテゴリは管理人「漂流ハイゼット」についてです。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.27-ja