漂流工房の最近のブログ記事


お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。
まあ、まねする酔狂な人はいないと思うんだけどね。(笑)

2013.04.05.のお話し。

オイルパンを取り外して汚れや水の入ったコーヒー色のオイルをきれいに洗います。
EF型エンジンはオイルパンにはパッキンはなく、液体ガスケットでシールするようになっています。古い液体ガスケットが残っているとオイル漏れの原因になるので綺麗に残さず取り去ります。
P1380636.jpg

ガスケットがきちんと張り付くようにオイルパンの合わせ目にミゾが成型されているのでそこに入り込んだ液体ガスケットをきれいに取り除くのに苦労しましたがなんとか完了。

当然のことながらこっちにも液体ガスケットがくっついているのできれいに取り除きます。
P1390433.jpg


クリーナーで合わせ面をきれいに脱脂します。
脱脂できていないと新しい液体ガスケットがくっつかないのでオイル漏れの原因になりますから徹底的に脱脂しておきます。
P1390612.jpg

エンジンブロック側も脱脂しておきます。

液体ガスケットはこれ。
パーマテックスの「ウルトラグレイ シリコンガスケットメーカー」。
メーカーでラインでも使われている定番の液体ガスケットです。
P1390615.jpg

ノズルを付けてオイルパンに塗っていきます。

P1390622.jpg

思ったよりも絞り出すのが硬かったわ。(;^_^A アセアセ

ここからクリーパーで車体の下の作業。

オイルパンを閉める前にナットの閉め忘れがないかレンチをかけて再度確認しておきます。
規定トルクで締めてれば緩むことはないだろうけど閉め忘れに対するチェックは安心できるまでチェックした方が良いのでやっておきます。
オイルパンを閉めちゃうともうチェックできませんからねぇ。

狭いところにオイルパンをはめていってボルトナットを締めてオイルパンを固定します。
位置決めのために2本はスタッドボルト(植え込みボルト)になっていて、他はボルトなのですが、一部に特殊ボルトが使われているので間違えないように締めていきます。
まわりにいろいろなものが有ってボルトが回しにくい状態がおきますのでこんなユニバーサルエクステンション等を活用して締めていきます。

P1390632.jpg


オイルパンと、クラッチ側のカバーを取り付けたら、次はエンジンメンバーの取り付けです。

P1390650.jpg

しかし、エンジンメンバーはエンジンを支えているフレームなので今はエンジンの重さで左右の穴位置がずれてしまっていますから、一時的にジャッキでエンジンを支えてメンバーの穴位置を調整しながらボルトを入れます。

P1390652.jpg

エンジンメンバーが無事に付きました。(^-^)
P1390655.jpg


腰下が修理完了したので今日はここまで。
続きはまた今度です。



クリック証券の口コミ
お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。

ってお約束書いてたら友達が「エンジンの分解なんか自宅でやるような奴おらんからまねされることもあらへん!」と。
そりゃそうだよなあ。こんなめんどくさい事まねする訳ないよな。(笑)

2013.04.01.のお話し。

シリンダーの表面に小さいけど傷があるのが発見されたのでこれが原因かもしれないとは思ったのですが、漂流工房でシリンダーボーリングは出来ません。
そこでこんなSST(スペシャルサービスツール、特殊工具のこと)を買ってきました。
P1390295.jpg

P1390297.jpg

「エンジンシリンダーホーニング」という工具です。
エンジンのシリンダー内に入れて、ドリルで回すと3本の砥石が回転してシリンダーの内側を均一に削ってくれる工具です。
使う時は砥石にエンジンオイルを塗ってから研磨開始。

使っている時はこんな感じで、シリンダーの中を磨いています。
P1390339.jpg

磨き終わった直後
P1390341.jpg

オイルと研磨で出たとぎ汁が付いています。
当然このとぎ汁はパーツクリーナーできれいに洗い流します。
エンジン内に残っているとオイルと共に運ばれて各部の摩耗の原因になるから徹底的にクリーニングです。

ホーニングで傷が消えるまでやるのが本当なんでしょうが、構造上、正確に真円に削ることは出来ないのと、あまりやり過ぎて削りすぎると補修用のオーバーサイズピストンやピストンリングが必要になるので傷が薄くなった所で終了です。

これでこのSSTの出番は終了かな。
(^^ゞポリポリ

次は外したピストン。
ピストンスカートの部分には走行距離相応の摩耗がありますが、特に問題になるほどの摩耗ではないのでサンドペーパーで表面だけちょっと修正。

こちらが修正前
P1390349.jpg

修正後
P1390363.jpg

ピストンリングの下にカーボンなどが詰まっているといけないのでピストンリングも外してチェックしてみます。
まあ、この辺になってくるとやらなくても良いんだけど、私自身がどのくらい汚れなどが付着しているかみたいという方が正しいですね。
(;^_^A アセアセ
P1390391.jpg

3本有るピストンリングにはそれぞれ役割があり、それぞれ形状が違います。
取り付け場所や裏表を間違えないように特徴をメモしておきます。

EF型エンジンの場合のピストンリングのはめ方はこうなっています。
P1380513.jpg

上から1番と2番が、燃焼したときの圧力に耐えて排気漏れを起こさないようにするリング。
3番目の折りたたんであるようなリングが、シリンダーの表面の余分なオイルを書き落として燃焼室内にオイルが入らないようにするリング。

通常はこの3番のオイル書き落としリングがスラッジなどで固着してシリンダーとの気密性を保てなくなるとオイル上がりが発生します。
幸いスラッジの付着はなかったので一安心。

こんな感じで3気筒とも全て修正出来たらピストンの組み立てです。
ピストンをシリンダーに挿入するためのこれまた専用工具SST、「ピストンリングコンプレッサー」です。
これはピストンリングをあらかじめ押さえて置いてシリンダーへの挿入を楽にするための道具です。
楽にすると言うよりはこれがないとピストンがシリンダーに入らないんですけどね。
P1390403.jpg

ピストンにピストンリングコンプレッサーをセットして、ラチェット機構を利用してピストンリングを縮めます。

ピストンの向きを確認してからシリンダーに挿入。
後はポストンをシリンダーへ、木の棒などで押し込めなオッケー。
P1390409.jpg

次はクランクとコンロッドキャップを組み付けます。
P1390421.jpg

コンロッドごとにキャップが違うのできちんと元の部品同士を組み立てます。
キャップにはメタルも入っているので落としたりしないように注意です。
P1390424.jpg

トルクレンチで締め付け不良がないようにきちんと締め付けます。

3気筒分繰り返して組み立て出来たところで今日はここまで〜。


レバレッジ
お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。
あ、そうそう、漂流工房は私が副業でやってる車中泊関連の個人商店です。
一般の車屋さんではありません。どっちかというと車の整備という趣味の延長線上にありますね。

2013.03.26.のお話し。

クランク部分のチェックでスラッジがないのは確認できたのでピストンを外していきます。
クランクの所の大メタルのナットを外してコンロッドメタルキャップを外します。

P1380601.jpg

外れたらキャップに張り付いているメタルを落とさないように気をつけて保管しておきます。
この時に何番の気筒のキャップなのか間違えないように管理します。

クランク側からピストンをヘッドの方に押し出すとピストンとコンロッドが外せます。

P1380603.jpg

順番にピストンを外していきます。
無事に全てのピストンが外せました。(^-^)

P1380608.jpg


「あれ?ハイゼットって3気筒じゃなかったっけ?なんで4つ有るの?」と気づいた人はえらい!
一番右端のピストンはおかわりエンジンに付いていたスラッジ付きのピストンです。
比較のために並べてみました。
一つだけ明らかに色が違うでしょ。

P1380612.jpg

角度を変えてみるとこんな感じ。

オイル管理の違いでこんなに差が出ます。

シリンダーはこんな状態
P1380630.jpg

2番のシリンダーの表面がきれいじゃないですね。
クロスハッチが無くなってるみたいです。
オイル上がりはここじゃないかと推測されます。
取りあえずヘッドガスケットのカスを掃除しておきます。

あ、ヘッドガスケットは再使用不可の部品なので組むときに使ったガスケットはもう使えません。
わずか1回エンジン掛けただけでヘッドガスケットが新品交換なのはもったいない気もしますけど、2000円そこそこの部品をケチって圧縮漏れなどを引き起こすのやイヤなので新品を発注しておきます。

もう一つ面倒な事を終わらせておきます。
オイルパンには普通のガスケットが使われていません「液体ガスケット」のみでエンジンブロックに取り付けられているので次に組み立てるときのためにオイルパンに残った液体ガスケットのカスをきれいに剥がしておきます。
めんどくさいから手を抜きたくなるけどこれをきちんとやってないと継ぎ目からオイルが漏れ出す恐れがあるので入念に。


P1380636.jpg

右半分だけガスケットを剥がした所。
手に持ってるのが剥がした液体ガスケットです。
きれいに全部剥がした所で

今日はここまで〜〜。




プロバイダ人気ランキング
お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。

2013.03.25.のお話し。

漂流号のヘッドを外すのはこれで2回目なので外す場所も外し方も何もかも分かっているからさくさくと部品を外していってヘッドが取れました。

再びピストンさんご対面

P1380487.jpg
    
今回は腰下なのでクランクまわりまで分解します。
しかし、EF型エンジンはシリンダーとクランクケースが一体になっているタイプですのでクランクを見ようと思うとオイルパンを外してそこからアクセスするようになります。

漂流号(S100Vハイゼット)はエンジンの真下にエンジンメンバーというフレームが付いています。というよりもエンジンメンバーの上にエンジンがくっついているという方が正しいかも。
(笑)
整備工場ではこのエンジンメンバーごと車体から外してエンジンの載せ替えをします。

P1390848-1.jpg

青丸がエンジンメンバーね。
このためにオイルパンを止めているボルトにレンチがかけられないので外す方法を考えます。
よく見るとエンジンメンバーはボルト8本で止まってて、エンジンの荷重を受けるエンジンマウントは違う位置で、なおかつシリンダーブロックからエンジンマウントが取り付けられています。
これならヘッドを外すときに仮に外したエンジンマウントを付けておけばメンバーのバーの部分だけ外せるなぁ。

ということでガレージジャッキでエンジンを支えつつエンジンマウントを元にもどしてエンジンメンバーを取り外しまた。
これで下側からはなんとかレンチが入るかな。

P1380488.jpg

上側は邪魔になるオルタネーター(発電機)やエアコンのコンプレッサーなどの補機類が鎮座しているのでこちらも外しちゃいます。
オルタネーターは問題ないんだけど、少々手間なのはエアコンのコンプレッサー。
中に冷媒が入っているので配管を切り離すとフロンガスが大気放出されちゃうのでなんとか配管を切らずに一時的にとり外してちょっとだけ横によけて作業する計画にします。

外しにくい場所なんだけど、どうにか手持ちのツールをフル活用してなんとか取り外しました。
P1380568.jpg
ぱかっ

ドキドキのオイルパンの中は???

P1380573.jpg
やっぱり。
漏れた冷却水が残っていたのね、
見事に乳化しています。

そしてクランクはというと
P1380575.jpg

サビやスラッジもなくきれいな状態でした。
(^▽^喜)

安心したので今日はここまで〜〜。


ストップ・ロスとは
お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。


2013.03.19.のお話し。

もう一度ヘッドを下ろしてシリンダーの研磨をすることにしたのは良いんだけど、通常はシリンダーの研磨をしようとするとエンジンそのものを車から降ろすことになります。
ハイゼットの場合はエンジンが車体の下側につり下げられるようにして載っているのでエンジンを下ろす場合は下側にエンジンを下ろしてボディをリフトで持ち上げます。

しかし漂流工房にはリフトがありませんから、エンジンを下に下ろしてもボディの下から出すことができません。(T_T) ウルウル

そこで車体にエンジン(シリンダーブロック)を残したままなんとか作業ができないかを先に検証します。
エンジンによって、ピストンを上に抜くタイプとクランクを外して下に抜くタイプとあるのですが、EF型エンジンがどちらなのか確認しておかないと作業が進みません。

幸いにしてドナーとなったおかわりエンジンがあるので分解してみて計画通りにいくかどうかチェックしてみることにします。

P1380291.jpg

オイルパンを外してクランクの様子を確認。
どうやらコンロッドのナット2個を外せばそのままヘッド側にピストンが抜けそうです。
(^。^;)ホッ
しっかし、スラッジで真っ黒になってるなあ。
オイル交換サボるとこんなになるのね。気をつけよう。

コンロッドキャップを取り外してみたら無事にピストンが抜けました。
P1380295.jpg

P1380305.jpg

やっぱりスラッジが付いてますね。
多少は仕方ないのですがこれはちょっと多い気がする。

こちらが大メタル
P1380309.jpg

オイル切れのためにクランクシャフトと大メタルとの間でカジったあとがあります。
こうなっちゃうとクランクも研磨、メタルもサイズ違いの部品を発注して交換する事になるので大修理ですね。
しかし、これはおかわりエンジンの方。使おうと思っている漂流号のエンジンはまだ開けていないので分かりません。
こんな状態にはなってないと思います。

これでエンジンを下ろさずにシリンダーの作業ができることが分かったので一安心。
おかわりエンジン丸ごと買っといて良かったわ。

ピストンリングの取り外しもちょっと練習しておきます。
ピストンリングってすぐに折れちゃうので事前に練習して本番で折らないようにしなくっちゃ。


さて、エンジンの方のばらし方が分かったので漂流号の冷却水系統のチェックをしておきます。
バンパーを外すとラジエターがむき出しになるので冷却水を抜いた後ホースと電動ファンのコネクターを外してラジエターを取り外します。

P1380314.jpg

ラジエターの裏側にあるこの配管2本が室内のヒーターコアに繋がる配管。

P1380320.jpg
これが「サビなどで詰まっているかも?」という仮定が正しいかどうかを確認するためにここにエアを吹き込んでみると、、、、普通にエアが出てきます。
あれ?詰まってないや。
仮定は間違いか。
せっかくだから高圧洗浄機で水を流して洗っておくことにしました。
排水側に適当なホースを繋いで洗浄機でブシャーッと。
やっぱり汚れは出てきました。きれいになったからまあ良いか。

冷却水の吹き返しの原因はもう少し考えてみないといけないけど、可能性が一つは消えたからちょっとは進歩です。

と言うことで今日はここまで。

健康食品
   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12  

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち漂流工房カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは漂流家の日常?です。

次のカテゴリは管理人「漂流ハイゼット」についてです。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.27-ja