漂流工房の最近のブログ記事

お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。
まあ、こんな事まねする酔狂な人はいないと思うんだけどね。(笑)

2013.04.16.のお話し。

前回ヒーターコアの配管をバイパスして仮復活した漂流号がやっと走れます。

マフラーからの白煙はアイドリングだと少ない状態だから何とかなりそうです。

P1400464.jpg

それじゃテスト走行に行ってきま〜〜す。


P1400467-1.jpg
、、、、、、
約2時間後

テスト走行終了。

パワー感も問題なし。タペットなどの異音も出ていません。
水温も平常温度だし、電動ファンが動くことも確認できました。
まずは仮復活と言って良いと思う。(^-^)

これで走行に関しては修理完了なので後はヒーターコアを何とかすればいいので、知り合いの車屋さんに電話して車検の予約です。

漂流号の車検が4月17日に切れるのでそれまでになんとしても直したかったんですよね。
間に合うことが分かったから一安心です。

ちなみに、ヒーターから温風が出なくてもデフロスター(フロントガラスの曇り止め)に送風できれば曇り止めになるので車検には合格します。



その後、ネットでヒーターコアを検索してみるとS100Vハイゼットのヒーターコアは新品で48,200.円。(◎_◎;) おっ!

中古部品で検索しても引っかかりません。
頼みの綱の「ヤフオク!」は、、、

あっ!一つだけあった!しかも完全に同型の中古部品で、ストア出品。
値段も1,980.円即決価格なので迷わず落札。

でも、送料とか消費税で1,500円ぐらい余分にかかっちゃいましたがそれでもトータル4,000円までいってないから安く入手できました。

出品者さんにメールを送って手続きをして本日終了。


情熱FX大陸
お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。
まあ、こんな事まねする酔狂な人はいないと思うんだけどね。(笑)


2013.04.13.のお話し。

P1400065-1.jpg
色の付いてる配管がヒーターコアをバイパスした仮設配管です。

作業後にまたラジエターを戻してLLCを入れ直します。

今度はどうかな?,,,,ヒーター配管がどんどん熱くなってきます。
予想通りの動きです。
しばらくこのままエンジンをかけたままにして様子を見ます。

冷却水の吹き返しもエア抜け不良もありません。
P1400115.jpg

念のために水漏れしていないか入念にチェックした後、バンパーやグリルをさくっと取り付けてしまいます。

もう一つの懸案事項、排気ガスの白煙ですが,相談した車屋さんの見解では

「分解作業中にマフラーの中に入ってしまったオイルや冷却水が燃えている。
それが燃え尽きるまでしばらくかかるんじゃない?」

エンジンを煽るとマフラーから水が噴き出してきます。
P1400093.jpg

P1400119.jpg

マフラー内部にたまった水やオイルが排気の圧力で出てきたと考えるのが正しいみたいです。
そうなるとしばらく走って様子を見ないと完全に白煙が消えるまでは時間がかかるはずです。


走るためにはシフトレバーやサイドブレーキレバーなどを取り外しているのでその部品を取り付けしていきます。
シフトレバーをフレームごと外しているのでもとのように取り付けます。
この時にオルタネーターの配線などを先にしておかないと後からだと狭くてやりにくいので忘れずにチェックしておきます。

P1400122.jpg

下からシフトワイヤーとサイドブレーキワイヤーを通して定位置へ。
P1400124.jpg

フレームを固定したらコの字型のクリップでワイヤーのアウターを固定します。

P1400132-1.jpg

次にシフトリンクとワイヤーエンドをクリップで固定。
P1400139.jpg

サイドブレーキレバーも固定してしまいます。
P1400143.jpg

指さしているところがサイドブレーキの引きしろの調整ナットです。
締め込むと引きしろが少なくなり、緩めると引きしろが多くなります。

締め過ぎもゆる過ぎも良くないのでここはきちんと調整。
レバーを下ろしたときにワイヤーに多少の遊びがあって、なおかつ、引いたときに7〜12ノッチぐらいでレバーが止まるぐらいに調整します。
この調整はリヤのブレーキシューが摩耗すると遊びが変わってくるので再度調整が必要です。

その後はシートベルトの警告灯の配線やサイドブレーキの配線などをしてカバーを取り付ければオッケー。
P1400150.jpg

やっと見慣れた雰囲気に近づいてきました。

シフトノブを付けてシートを下ろせば取りあえず走れるようになります。
ワーイ ( ^_^)o-o<※ ☆ パンッ

久しぶりに漂流号がスロープから降りてきました。
工房の中でほこりまみれになっていたのでまずは洗車。
P1400163.jpg

P1400166.jpg

取りあえずきれいになったかな。
(;^_^A 

エンジンをかけて白煙のチェックしよう。


夜になっちゃってよく分からないから本日終了
(((#/__)/ ドテ


一眼レフカメラを覚えたい
お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。
まあ、こんな事まねする酔狂な人はいないと思うんだけどね。(笑)


2013.04.12.のお話です。

オイルの量をきちんと量って定量を入れちゃいます。

P1390997.jpg


私の場合はオイル交換のみの場合2l、オイルとオイルフィルターを替えた時は2.5lオイルをいれる事にしています。
これでオイルゲージのちょうど真ん中あたりにオイルの液面が来るからこうしています。

ハイレベルより入れすぎてもメリットがないですし、オイルゲージのハイとローの間に液面があれば問題ないのでずっとこれですね。


次に冷却水です。

前回の試運転のときに冷却水の吹き返しがあったんだけど今回はその辺も考慮して慎重にエア抜きを行います。
まずはラジエターからLLC(ロングライフクーラント)の原液注入。
P1400011.jpg

この後不足分の水を入れます。
あ,ラジエターについているのはペットボトルで作ったじょうご。
口の所にビニールテープを巻くとぴったりとはまって具合がいいです。
このじょうごの中の水の量を確認しながらエア抜きしていきます。

P1400032.jpg

エンジンをかけてみると今度もあっさりエンジン始動。
(´▽`) ホッ

さて,問題のエア抜き。
しばらくしてエンジンが温まり始めてもヒーターから温風がでてきません。
前回と同じ症状です。

ここで一つ思い当たるフシが。

前回ヒーターコアのつまりがあるかどうかを強制的に水を流して調べたときは水が出たんだけど,もしかしたら完全に詰まっていなくても少し詰まってて流れが悪い状態でも同じ症状がでるのではないか?と。

エンジンからヒーターコアに行く細い配管を触ってみると熱くない。
これは冷却水が流れていない事を示してます。
思い切ってこの配管を外してみると,,,,,,,。
シュ〜〜〜(あれ,水が出ない)、、、、、ごぼごぼ(あ,出てきた,アチアチ)

あわてて配管をつないでエンジンを止めます。
最初に水が出ないってことはどう考えても流れが悪いためにヘッドで暖められたLLCが水蒸気になっているはず。

それなら,ヒーターコアをバイパスして直接配管し直せばヒーターは効かないものの冷却水の流れ的には正常になるはず。
という事で入れたばっかりのLLCを抜いて,ラジエターを外します。

P1400035.jpg


ここまでで時間がなくなったので本日はこれで終了。

ネットに行ってヒーターコアを検索かけてみようっと。(^-^)

FX
お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。
まあ、まねする酔狂な人はいないと思うんだけどね。(笑)

2013.04.11.のお話し。

あ、そうそう、作業の日付が飛び飛びなのは仕事から帰ってきて夜にちょっとずつ作業しているからです。
他に用事があったりして作業できなかった日もたくさんあるので。


エンジンヘッドが取り付けできたのでちょっと手間のかかるエキゾーストマニホールドの取り付けです。
実はエンジンマウントとエキゾーストマニホールドとのすき間がぎりぎりで一度エンジンマウントを取り外さないとエキゾーストマニホールドが取り付けできません。
しかも、エンジンマウントには当然エンジンの重さがかかっているのでエンジン自体をジャッキで支えながらエンジンマウントを外します。
P1390852.jpg

エンジンマウントを外すとまわりに少し空間が出来るのでエキゾーストマニホールドが取り付けできます。

これがエキゾーストガスケットです。
P1390856.jpg

プラグまわりへの遮熱板を兼ねているため独特な形をしてますね。

エキゾーストガスケットをセットしてエキゾーストマニホールドのナットを締めていきます。
P1390861.jpg

おまけテクニック
多数のネジで一つの部品を留めるときの鉄則。
全てのボルトにナットを入れるまでナットを締め込まない。(位置がずれたり歪んだ状態で固定されるため。)
全てのナットが座面に当たるまでは手で締めるだけ。(レンチで1本だけ締めると部品が歪みます。)
全てのナットが座面に当たってからナットを順番に少しずつ締めて全体が同じように密着するように締めていき、最後にトルクレンチで規定トルクまで締め込みます。

P1390867.jpg

遮熱板を取り付けます。

P1390870.jpg

次にすき間からエンジンマウントをはめ込んで取り付けます。
P1390872.jpg

ふう。これで車体の下からの作業も一段落。
クリーパー(寝板)で狭い状態で作業してるから結構やりにくいんだよね。

このあとは上からの作業でインテークマニホールドを取り付けます。
P1390878.jpg

タイミングベルトの取り付け。
カムシャフトを圧縮上死点に合わせます。といってもマーキングしてある線の所にカムプーリーの印を合わせるだけ。
ベルトカバーにも切り書きがありますから合わせやすいです。
普通に手でプーリーを回しても回らないからプーリーボルトに19ミリのレンチをかけて回して合わせます。
そうそう、この時はカムシャフトを1回転させちゃダメですよ。
1番気筒が圧縮上死点なのでカムシャフトを1回転させると1番のバルブがピストンに当たってしまいます。

P1390880.jpg

クランクシャフトプーリーの1番気筒の圧縮上死点のマークは一番下方向になります。
だから確認するときは車体の下からのぞき込みます。
P1390897.jpg

すでにタイミングベルトが掛かっていますが。(笑)
タイミングベルトのマーキングとプーリーのマーキングがあっているか確認。
ここがずれていると最悪エンジンが壊れますからしっかり確認です。
P1390905.jpg

テンションプーリーでテンションの調整をして固定ボルトを締め込みます。
8ミリの六角レンチで調整します。

P1390908.jpg

タイミングベルトカバーの内部の汚れをきれいに拭いてから取り付けます。
当然ここも最終はトルクレンチで締め込みますよ。

P1390927.jpg


クランクプーリー、ウオーターポンププーリーを取り付けます。

P1390945.jpg

インパクトがあれば簡単ですが、最終的にはトルクレンチでトルク管理しなければいけないからちょっと面倒です。
プーリーの取り付けボルトは締め込もうとするとプーリーが回ってしまうので一工夫が必要です。
クランクプーリーはミッションを5速に入れてブレーキをしっかり踏んでからレンチで締め込みます。
こうすると駆動系を利用してシャフトが固定できるので締め込めます。

ウオーターポンププーリーは軽くボルトを締めて仮固定した後、オルタネーター、クランクプーリーにベルトを掛けてしまいます。
これでブレーキをかけながらボルトを締めればベルトとクランクプーリーで回らなくなっているので規定トルクで締め込めます。
P1390949.jpg

プーリーの固定が出来ればベルトに適度なテンションをかけてオルタネーターとコンプレッサーを固定します。

次は助手席後(リヤシートの足元)にあるハッチを開けてディストリビューターにプラグコードを繋いでいきます。
P1390950.jpg

プラグコードに表示されている気筒番号とディストリビューターに表示してある番号を間違えないように接続します。
間違えると良いタイミングで火花が出ないからエンジンが掛かりません。
P1390966.jpg

配線や細々した配管を繋いでいきます。
番号タグをみながら安心して作業が出来ます。

P1390931.jpg
再度車の下に潜ってオイルフィルターを取り付けます。
この時のコツは、オイルフィルターに装着されているゴムパッキンにあらかじめちょっとエンジンオイルを塗っておくこと。
パッキンがヨレると、そこからエンジンオイルが漏れることがあるのでその対策です。
オイルフィルターは、きつく締める必要はありません。
手で回していって、最後にぎゅっと手締めすれば十分です。

エンジンオイルの量(2.5L)を計ってエンジンの中に入れておいて今日はここまで。

続きはまた今度です。


希望する職種
お約束
この記事をまねしてエンジンを壊したり、ケガをしたとしても漂流工房では責任は取れません。
まねして作業をする場合は自己責任でお願いします。m(__)m
この記事はあくまでも漂流工房での作業記録としてアップしている物です。
まあ、まねする酔狂な人はいないと思うんだけどね。(笑)


2013.04.08. のおはなし。

オイルパンとエンジンメンバーが取り付けられたので、今度は外していた補機類(オルタネーター、エアコンコンプレッサー)を取り付けていきます。
取り付けた状態だとオイルパンのボルトまでレンチが届かないので外していました。

オルタネーターはコネクターと電線だけだから配線を外すと後はボルトを外すだけだから簡単。
問題はエアコンのコンプレッサーです。
このコンプレッサーを完全に外すには内部のフロンガスを抜かなければならないのでそんな面倒な事は出来ません。そこで、コンプレッサーのみを外して、冷媒配管を繋げたまま、じゃまにならないようにハンドルからつり下げていました。
P1390712-1.jpg

青丸がコンプレッサーです。

本来の位置へ。

P1390716.jpg

次はオルタネーター(発電機)。

P1390720.jpg

取り付けました。

P1390725.jpg

ベルトが掛かっていないので今は仮止めだけです。
エキゾーストマニホールドの合わせ面に残ったパッキンのカスをきれいに取り去ります。
これは最初にやったんだけど、もう一度チェックしたら汚れがあったので再度クリーニングです。
残っていると排気漏れの原因になりますから。
P1390728.jpg


同様にインテークマニホールドもきれいに清掃。
P1390735.jpg

こちらは角度的に車体の下から見上げるようにしての作業だったのでかなりやりにくかったけどなんとか終了。

P1390737.jpg

エンジンヘッドは再度合わせ面のガスケットカスが残っていないかチェックです。
ヘッドガスケットは試運転の時に回しただけなんですが、ヘッドを外したときにガスケットの一部が剥がれたのと引っかかって曲がってしまったのであきらめて新しいガスケットを注文しました。

P1390747.jpg

当然こちらのシリンダーのトップ部分も、ガスケットのカスがないようにきれいに取り去ります。
こういう気密の必要な部分は全てゴミのないきれいな状態を作るのが鉄則です。

P1390750.jpg

きれいになったらガスケットをかぶせます。
位置決めのピンがあるから向きと裏表を合わせて載せれば大丈夫。
P1390751.jpg

ここでクランクを回して1番気筒(写真で向かって左側)を上死点に持ってきます。
1番の上死点というのは組み立てるときの基準位置になるのできちんとあわさないとね。
ちなみにタイミングベルトの合わせマーク(クランクのプーリーに付いているマーキング)は下方向を向きます。
P1390753.jpg

エンジンヘッドを載せます。
まわりの空間が狭いのでかなりやりにくいし、エンジンマウントとエキゾーストマニホールドが干渉するのでエンジンマウントを外してジャッキで対応しています。

P1390755.jpg
再度ヘッドが載りました。

ガスケットの所を確認してきちんとはまっているか確認しておきます。
ここがずれてたらすき間があいてるって事だから圧縮漏れ起こします。
チェックしたらきれいにはまっていました。

ヘッドボルトを規定トルクで締めていきます。
締める順番は内側から右回りで締め付けます。
P1390771.jpg

タペットカバーのゴムパッキンがきっちり入っているのを確認してタペットカバーを閉めます。
P1390777.jpg

取りあえずこれを閉めておけばエンジン内部にゴミが入ることはないので今日の所はここまでです。



独自ドメイン
   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12  

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち漂流工房カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは漂流家の日常?です。

次のカテゴリは管理人「漂流ハイゼット」についてです。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.27-ja