2013.03.16.(土曜日)
お約束
当然の話ですが、これは私がやった作業の記録ですからこれをまねして事故や損害が発生したとしても私はなんの責任もとりません。
もしまねをされる場合は自己責任でお願いします。
あくまで漂流工房での作業記録と言うことでお願いします。
漂流号のエンジンからカムシャフトを取り外します。
使える部品で、状態の良い物を選んで組み立てていきます。
カムシャフトはおかわりエンジンよりもかなり程度が良いので漂流エンジンから部品取りです。
オイルが切れるとすぐに傷む部品ですから。
同様にロッカーアームも一式漂流エンジンから移植。
外したカムシャフトに新しいオイルシールを取り付けてヘッドに装着。
ベアリングのガタが増える可能性があったから気になっていたけど、セットしてみたら問題有りませんでした。
(^。^;)ホッ
次に「バルブステムシール」の取り付け。
この部品はタペットバルブのすき間からオイルが吸い込まれて燃焼室に入るのを防ぐための物です。
このシールが傷んでオイルを止められなくなるとバルブのすき間を通ってオイルが燃焼室に入って燃えてしまいます。
この状態になるとマフラーから白煙を吹くようになります。
これを「オイル下がり」と言います。
昔の車はよくこんな状態になってたんだけど、最近は部品の品質向上であまり見かけなくなりました。
アイドリングの時に白煙が多くてアクセルをふかした時に白煙が少なくなるのが特徴。
ステムシールのセット完了。
カムシャフトにはモリブデングリスを塗っておきます。
エンジンが掛かるまでの数秒間はオイルが十分に回っていないためにオイル不足で焼き付きを起こす可能性があります。
その不安を解消してくれるのがモリブデン系のグリス。しかも柔らかめの物。
これを塗っておくだけで囓りが防げるはず。
カムシャフトの押さえの板と、タイミングベルトカバーを取り付けます。
カムプーリーを取り付けます。
位置決めのピンがありますからそれを合わせて取り付けします。
次の日は日曜日で、ひたすらエンジンをいじる予定なので今日はここまで。
(^▽^笑)

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